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診療科・部門紹介

睡眠時無呼吸外来

毎日の生活で、質の良い快適な睡眠をとることはとても重要です。
睡眠中にいびきをかく、呼吸が止まる、昼間の眠気が強い、熟睡感がないなどの症状の方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるかも知れません。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)は、睡眠中に無呼吸が繰り返される病気で、体に様々な障害を起こします。
具体的な症状としては、いびき、睡眠の途中で目が覚めてしまうことや、日中の眠気、起床時の頭痛、などがあります。昼間の眠気は、居眠り運転事故や労働災害などにつながる危険性があります。
問診などでSASが疑われる場合、簡易検査(自宅での簡易式診断器による検査)や精密検査(1泊検査入院)を行います。
SASと診断された場合、CPAP療法(持続陽圧呼吸療法。睡眠中にCPAP装置から空気を送り、圧力をかけて空気の通り道を確保する治療法)等の治療を行います。

睡眠時無呼吸症候群1泊検査入院(終夜睡眠ポリグラフィー)について

1泊検査入院では、脳波・筋電図・呼吸状態等を調べる終夜睡眠ポリグラフィーという検査を行い、睡眠の状態を詳しく分析します。
当院では、勤労者の方々の勤務になるべく支障が出ないよう、午後6時30分までに来院していただき、翌午前6時には検査が終了するスケジュールとなっております。

◆入院スケジュール
時間 内容
18:30
  • 夕食、入浴、歯磨きを済ませ(整髪料、化粧、爪化粧は落として)、西口玄関「時間外受付」へお越しください。
    ※来院が遅れそうな場合は、必ず電話連絡をお願いします。
  • 書類提出
  • 個室に入室
  • 着替え
19:00
  • 電極の取り付け
20:00
  • 電極の取り付け終了後は、ベッドで安静にしてください。
    トイレの際は、転倒のないよう十分ご注意ください。
21:00
  • 消灯
  • どうしても眠れない場合は、ナースコールを押してください。
    睡眠薬を服用していただく場合があります。
翌6:00
  • 電極の取り外し
  • 着替え
  • 帰宅
    ※朝食の提供はありませんので、ナースステーションにお声をかけていただくだけで退院可能です。
  • 次回外来受診時に結果説明及び入院費のお支払いとなります。
    ※入院費(検査入院料+個室料)→1割負担の方:約2万円、2割負担の方:約3万円、3割負担の方:約4万円
◆入院時にお持ちいただくもの ◆病院にてご用意してあるもの
  • 保険証
  • 提出書類
  • 普段使用している薬、おくすり手帳
  • 枕(枕が変わると眠れない方のみ)
  • ペットボトルストロー
  • アメニティセット
    (歯磨きセット、コップ、石鹸、
    クシ、タオル、ティッシュ)
  • 入院着
  • 上履き